コラム

プロフィール

今井亜希子

  • 東京医科歯科大学大学院 皮膚科学教室非常勤講師
  • 2001年 群馬大学医学部卒業
  • 医学博士
  • 皮膚科専門医

高山代表とともに東京医科歯科大学皮膚科フットケア外来の開設に携わる。以降、東京、神奈川を中心に多数の医療機関で足の診療にあたっており、 現在は東京医科歯科大学医学部附属病院のほか湘南藤沢徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院、 鎌倉市内クリニックにてフットケア外来、足と靴の外来を担当。 足の爪変化・皮膚の角化と下肢機能の関係を検証する臨床研究活動も行なっている。


【イベント報告】横浜市皮膚科医会主催 市民公開講座 

 2017年3月12日(日)横浜情報文化センターにて、第8回横浜市皮膚科医会・市民公開講座(横浜市皮膚科医会・株式会社ポーラファルマ主催)が開催され、大盛況のうちに終了いたしました。


 テーマは「足から健康になろう~あなたの足や爪は大丈夫?~」。皮膚科を受診することの多いタコ・ウオノメ・巻き爪をはじめとした足のトラブルはなぜ起こるのか?健康にいい靴の選び方や歩き方のポイントは?といった内容を中心に、市民のみなさまに楽しみながら足の健康について知っていただく素晴らしいイベントでした。

足育研究会は、「講演」、「足の計測会」、「足の健康相談」を全面的にサポートさせていただきました。
 講演は①「足や爪のいたむわけ」(代表・高山かおる)、②「足にいい靴の選び方・はき方」(医療部会・今井亜希子)、③「足の健康と正しい歩き方」(運動部会・金森慎悟)で、満員の会場内では、熱心にうなずきメモを取る参加者の方も多く見られました。「足の計測会」では足の3D計測、足指間力計、膝間力計を体験し、その結果に驚く方も。

 参加者のみなさまから届いたコメントから、いくつかご紹介させていただきます。
「歩く能力が足の手入れと深い関係があることを知り、驚きました」(65歳女性)
「自分の靴・足への意識、姿勢などを見直すきっかけとなり良かったです」(41歳女性)
「自分の歩き方が外荷重になっていることに気が付き、とてもためになりました」(44歳男性)


この他にも、私達からのメッセージをしっかりと受け止めた嬉しいご感想を多数いただきました。
 横浜市は、万歩計の歩数をポイント換算できるシステム「よこはまウォーキングポイント」を取り入れるなど、健康寿命延長に向けて積極的に活動している自治体です。


 市民のみなさんが「足の健康」・「歩くこと」をとても身近に感じていること、そして地域の皮膚科の先生方の取り組みの熱心さに大変感銘を受けました。このような活動が全国各地に広がることを心から願う、そんな1日となりました。どうもありがとうございました。