コラム

プロフィール

吉田 圭

  • 株式会社シューピッド 代表取締役

靴とインソールを中心に取り扱うフットウェア部と義肢装具全般を取り扱う義肢装具部(所属義肢装具士5名)からなる。
足元に関しては、簡易的なインソールから靴型装具まで幅広い取り扱い。


転倒した自分(2021/08/02)

~転倒した自分~

靴屋と義肢装具屋を営んでいる私。

靴のサイズや構造、足にとって良い条件が整ったものはもちろん履いているつもりでした。


30代半ば頃からでしょうか...徐々にだらしなくなってきた体型に危機感を覚え、手軽に出来るジョギングを始めてみました。

最初はきつかったけれども、汗だくになりながら身体が引き締まっていくことがとても楽しく快感になってきていました。

「自分は運動をしているから大丈夫!」といつの間にか高を括っていたのでしょうか、40代半ばの現在、屋内外で数回の転倒、結構なケガをする事態に見舞われました。

それは全て自爆のアクシデントであり、自分で思い返すに原因は足が上がっていなかったであろう転び方、自分の片足に引っかかったであろう転び方...体の擦り傷や打撲も痛かったのですが、ショックを受けて心にもダメージを受けました。

お恥ずかしながらも消毒しながらふと当研究会のテーマでもある100歳まで自分の足で歩けるということを改めて真面目に考えました。

高齢になると転倒が多くなるということは耳にするし、仕事の現場、親族や知人の間でも見てきましたが、皆平等にそれはやってくるかもしれないとよぎった出来事でした。

私のようにただジョギングという内容を鍛えていれば良いというわけではなく、靴の環境を整えているだけではなく、もっとバランス良く自分の体をメンテナンスしなければならないと思うと、当研究会には様々な分野の悩みに応えることが出来る仲間がいると再確認出来ました。

元気でいると忘れがちな自分自身のメンテナンス、今回各分野の専門家に私自身が相談してみたくなりました。

こんな転倒が続いた私でありますので今一度戒め、学び、情報を提供できるようにしたいと思います。

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