イベント
【開催報告】第9回あしラブサロン
(2016.07.23)
今回は靴ジャーナリストであられる大谷知子さんにお越しいただきました。
「フットケア業界確立&発展のための提案」40年近く日本の靴業界をみてきた大谷さんの
言葉のひとつひとつが、印象的で示唆に富み、私たちに何ができるかを考えるきっかけを
くださいました。
「フットケア業界の確立が消費者の潜在需要の顕在化をもたらす」というご意見に、強く
うなずかれる方が多かったと思います。
私たちが本研究会を作ろうと思ったきっかけは、『ひとりで個別対応できる人数は
ごく少数に限られてしまうので多くの潜在需要には届かないこと』、『いいサービスや
商品があるのにどこに何があるか知られないため必要な人のところまで届かないこと』、
なにより『日本は靴の歴史がなく、靴の履き方さえ聞いたことがないというほど足元へ
の意識が乏しいこと』を改善したいということにありました。
フットケア業界の確立はまさにこれらの問題を解決に導くことだと思っています。
今後何が必要で、何からできるかを引き続き考えていきたいと思います。