コラム

プロフィール

吉田 圭

  • 株式会社シューピッド 代表取締役

靴とインソールを中心に取り扱うフットウェア部と義肢装具全般を取り扱う義肢装具部(所属義肢装具士5名)からなる。
足元に関しては、簡易的なインソールから靴型装具まで幅広い取り扱い。


足に合った靴選び

サイズ:長さ・幅(厚み)を確認することから始まる
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幅は写真・絵のように、背伸びをするときに曲がる母指球の付け根のまわりを測り、上記表の縦(長さ)と横(足の周径)を照らし合わせて自分の足幅(ウィズ)を知る。
また、"捨て寸" といってサイズに少々の適正な余裕を持つことにも注意しなくてはならない。
子供の場合は親が選ばなくてはならないが、成長を考えることやきついとかわいそうということで大きめのサイズを与えてしまうことが多く見受けられるため注意。
高齢の方の場合も着脱を重視し過ぎてしまうことが多いので気をつけなくてはならない。
トラブルの内容やあしよわのタイプにより異なるが、実際の寸法に5ミリ足したサイズを選ぶことが標準的。
パンプスなど固定パーツが備わっていない場合、かかとが抜けるなどの状態が起きやすいことから、捨て寸をもたず実際の足サイズと同じ、または小さ過ぎる靴を使用している例も多くみられる。


形:人の足のかたちは大きく分けて3種類
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フルオーダーで靴を作る場合以外は、各々の特徴に合わせた形の靴を選ぶようにする。
靴を買う際に形が分からなければ中敷きを抜いて、その上に足を乗せて参考にすることが分かりやすい。


靴の構造:最低限気を付けなくてはならない靴の造りのポイントは3点

1. 紐もしくはベルトなど足を固定するものが備わっているものが理想的。
パンプスやビジネスシューズなど固定パーツが備わっていないものの場合、
極力前にずれにくいなど気を付けること。

2. 踵の回りを固定する "カウンター" という硬い芯材が入っているもの。
両脇を指で潰して確認することができる。
一見してかかとまわりが硬くカウンターが入っているように感じられるものもあるので慎重に選ぶ。

3. 折り曲げた時に母指球部分のみ曲がるように "シャンク" という心材が入っているもの。
雑巾を絞るように自在に曲げられるようなものは避けること。
カウンターと同様に一見してわかりづらいものもある。

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サイズと形を合わせる際に忘れられてしまいがちな、かかとの大きさ。
かかと部分のサイズや形を選ぶことが出来る靴はほぼ存在しないため、専門家へ相談することが好ましい。


靴の履き方
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履く時は
1. つま先と膝の向きを揃える。
2. 固定するパーツ(紐など)が備わっている場合は締める。
3. つま先に合わせるのではなく、かかとに合わせる。
"かかとトントン"とかかとをしっかりと収める。

※ミズノ資料引用