コラム

プロフィール

高山かおる

  • 足育研究会 代表
  • 済生会川口総合病院皮膚科部長
  • 東京医科歯科大学大学院 皮膚科学教室特任講師
  • 医学博士
  • 皮膚科専門医
  • フットケア学会評議員
  • 日本トータルフットマネジメント協会理事
  • 接触皮膚炎・皮膚アレルギー学会評議員


書籍紹介「Derma 243~皮膚科医が行う足診療~」(2016/04/25)

これまで足の健康を守るために取り組んできたことを結集した内容となっており、お役立ていただきたいです。
足育研究会メンバー 今井亜希子先生、上田暢彦先生、本林麻紀子さんをはじめ、警察病院整形外科/原口直樹先生、新潟医療福祉大学/阿部薫先生、東京医科歯科大学皮膚科/稲沢美奈子先生、川口工業病院皮膚科/高河慎介先生、滋賀大学皮膚科/中西健史先生、防衛医科大学皮膚科/西沢綾先生にご執筆をいただきました。

http://www.zenniti.com/f/b/show/b01/816/zc01/2.html

編集企画にあたって

皮膚科の扱う疾患の中で足や下肢に生じるというものは、多岐にわたる。
下肢や足という部位が解剖学的に血液やリンパの循環障害を起こしやすいこと、外力がかかりやすいこと、人間の体のなかで唯一大地に接する部位であるために感染症の入口となりやすいこと、目が届きにくく疾患に気が付かれにくいことなど がその理由として考えられる。
そして、足の皮膚疾患を加療するということには、「その症状を診療する」ほかにも「歩く機能を守る」「足の健康を守る」ということでもある。

本書では足の特徴や問題について語る編集を心掛け、各先生にご執筆いただいた。
日常診療にお役立ていただくとともに、足の健康というものにつき考えていただく機会になれば幸いである。

本書「編集企画にあたって」より抜粋


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